建設残土や汚泥
斜面補強に活用
オートセット
新工法を開発 |
地盤改良工事のオートセット(大阪市 丸岡郁夫
社長 06-6320-6661)は建設残土や汚泥を使い、がけの斜面や河川の工事を補強する工法を開発した。斜面にブロック状に縫製した袋を設置、その中に固化材を混ぜた残土を注入するとコンクリートのように固まる。同社が工事を請け負うほか、建設会社に技術供与する。建設残土は埋立処分するのが一般的。処分場の埋め立て余力は少なくなっており、建設残土のリサイクル手法として注目されそう。
施工現場=写真=にはあらかじめブロック状に立体縫製した合成繊維や麻の袋を敷いておく。袋の大きさは幅五メートル、長さ十メートル。残土を詰めると厚さは0.3〜1.5mになる。残土からプラスチックなど異物を取り除き、水と固化材を混ぜて袋に流し込む。
固化材はセメントにアルミニウム塩化物などを混ぜ込んだ粉で水と混ざると結晶構造を作る。結晶構造内部に土や泥を包み込んで固まる。固まるまでの時間は約一日。一平方メートル当たりの施工費用は六千〜一万五千円。従来の残土処分費は殆ど掛らない。 |